富山県で使い捨てマスク再販開始も高額か、明暗分かれる
4月15日の朝8時、どこからか噂を聞きつけた客たちが群がっている一角があった
某中堅ドラッグストアチェーンの駐車場は開店前から満車、近隣住民の困惑が伺える
今回、輸入マスクの販売ルートを確保したと思われるのはscrumbleEggという衣料卸業を営む会社。ここで数量限定で使い捨てマスクが販売されるという。
毎週水曜日限定、1箱50枚入りで3300円もするわけだが、この価格設定が適正かどうか、疑念が募る。
箱マスク(使い捨てマスクが数十枚入った箱)は流通価格698円~1400円程度が相場
ここに船台、人件費を見積もっても1箱2000円がいいところだろう。
なお支払いは3300円一括現金払いのみ対応されている様子で、現金を握りしめた客が今か今かと待ち構える光景を毎週水曜日に見ることになるのだろうか。
ちなみにwowmaなど外資系の通販サイトでは1箱5000円を超えることから、何が適正価格なのかは判断が難しいともいえるが、品薄以前の価格から6倍値上がりは異常な状況に変わりない。
近隣で店舗を構えるクスリのアオキは、水曜日はポイントデーということもあり、困った様子である。
先例に見られるような流血騒動だけは避けて頂きたいものである。