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台湾について何も知らないままでいることは出来ない。コロナ対策で世界一の封じ込め施策を徹底

#新コロ対策世界最速

台湾

世界で今回のコロナ対策における台湾の評価は称賛されているのはなぜでしょうか。

台湾の初動は非常に早いものでした。12月末に中国が世界保健機構(WHO)に新型肺炎の報告をすると、すぐさま対策をスタート。12月31日には、武漢-台湾の直行便の乗客に対して、機内検疫の実施を発表。中国政府が中国から海外への団体旅行禁止措置を開始した1月27日よりも早い、24日の段階で同様の措置を実施。2月6日には中国全土からの入国を禁止3月19日からはすべての外国人の入国を禁止するなどの水際対策をとっている。

4月30日、台湾の中央感染症指揮センターは、国内での感染が落ち着いてきているのに伴い、国民の生活が徐々に通常に戻れるよう「防疫新生活運動」をスタートさせる方向であると発表した。

台湾では、これまでに確認されている新型コロナ感染者数は429人、死亡者数は6人と、感染拡大の発生とみられる中国から近い距離にありながら、感染者・死者ともに少なく抑えられている。

日本で起きている、政治権力の取るに足らない騒動は規模の小ささが伺い知れます。

政治権力そのものが透明性をもって自分たちの説明責任の徹底検証と事後検証もすべてガラス張りにしてほしい。運用する行政府へのチェック&バランス、しいては民主主義の是非が問われています。

台湾といえば従来の中国との緊張関係により、WHO(世界保健機関)を過信せず独自の対策を講じたことや、SARS重症急性呼吸器症候群)の経験、論功行賞にとらわれず実力に応じて専門家を閣僚に任じ尊重してきたことが、多くのメディアや論者によって指摘されている。どの理由もその通りだと思う。しかし、根本的な理由はもっと深いところにあるのではないかと感じる。

簡単に言えば、台湾がたどってきた歴史の全てが、今回生かされている、というものだ。そこまで言うと大げさかもしれないが、社会的コストの負担増を先延ばしにして都市がロックダウンすることになった場合のダメージは推し量ることが難しい。

徹底的な水際・封じ込め対策を行ってきた台湾で暮らして分かったのは、今回のように感染症などが流行した場合、できるだけ早い封じ込めを目指しながら、情報をオープンにして共同体全体と信頼関係を築くことの重要性だ。

日本は見習うべき点が多い。マイナンバーカードでいちいち混乱している場合ではないだろう。〇〇すべき、確認中、ゆくゆくは、こんな言葉に国民は飽き飽きしている。