【不況で流行】タピオカの原材料が高騰ってイケハヤそれ何の話?【まさに今】
あの黒いツブツブの原材料は何なのか? カロリーや栄養価は? また、原料が有毒というのは本当か? 飲みすぎて健康を害する危険性はないのか?こんにちはイケハヤです
タピオカって何?
画像は乾燥タピオカ
タピオカの原料はトウダイグサ科「キャッサバ」という南米原産のイモの一種です。タピオカは、キャッサバの根茎から製造されたデンプンのこと。なぜ、キャッサバデンプンを「タピオカ」と呼ぶのかと言えば、デンプンの製造法をブラジルの先住民のトゥピ語で「tipi'óka」と呼ぶことに由来します。
キャッサバデンプンは、ライスヌードルや冷凍うどん、もちもちした食感のパン「ポンデケージョ」やお菓子の材料などにも使用されます。
日本でなじみのタピオカの食べ方と言えば、そう「タピオカティー」ですよね。タピオカティーは、ミルクティーに大粒のタピオカパールを入れた台湾発祥の飲み物。この「タピオカパール」は、糊化させたタピオカを容器に入れ、回転させながら雪だるま式に球状に加工し、乾燥させたもので、煮戻して使います。
通常、煮戻したタピオカは透明~半透明ですが、タピオカティーに入っているタピオカの多くは黒色です。これはカラメルなどで着色しており、黒のほかにも色とりどりのタピオカも販売されています。
キャッサバデンプンは、ライスヌードルや冷凍うどん、もちもちした食感のパン「ポンデケージョ」やお菓子の材料などにも使用されます。
はこのキャッサバには、有毒な成分「シアン化合物」が含まれています。そのため、注意が必要です。食用にするためには毒抜きの処理が不可欠であり、生食の状態で日本に輸入することは禁止されています。葉を発酵させ有毒な成分を除去し、加工されたキャッサバのみ日本への輸入が許されています。
そして、キャッサバをタピオカにするために、さらなる加工がなされます。まず、キャッサバの根茎から取ったでんぷんを水で溶き、加熱します。そのあと粒状にして乾かすと「タピオカパール」になります。
日本でなじみのタピオカの食べ方と言えば、そう「タピオカティー」ですよね。タピオカティーは、ミルクティーに大粒のタピオカパールを入れた台湾発祥の飲み物。この「タピオカパール」は、糊化させたタピオカを容器に入れ、回転させながら雪だるま式に球状に加工し、乾燥させたもので、煮戻して使います。
通常、煮戻したタピオカは透明~半透明ですが、タピオカティーに入っているタピオカの多くは黒色です。これはカラメルなどで着色しており、黒のほかにも色とりどりのタピオカも販売されています。
キャッサバには、「苦味種」と「甘味種」という種類があります。
苦味種には、先ほどご紹介した有毒な成分であるシアン化合物を多く含み、食用として利用する場合は、天日干しや加熱乾燥、発酵などをして毒抜きをします。
一方甘味種は根菜として、蒸したり、ゆでたり、揚げたりする調理法で食べられています。甘味控えめのサツマイモのような味や食感です。
タピオカにはどんな栄養素が含まれているの?
ミネラルを多く含む食べ物です
あまり栄養がありそうに見えないタピオカですが、どんな栄養効果があるのでしょう。
タピオカはイモのデンプンですから、主成分は炭水化物です。炭水化物は体を動かすエネルギー源となりますが、その分カロリーも高め。
乾燥させたタピオカパールは、100gあたり355Kcalもあり、ごはん(100gあたり、168Kcal)よりも高カロリーですが、ゆでると水分を吸って膨張し、炭水化物がゆで汁のなかに流出するため、カロリーはぐっと下がって100gあたり62Kcalとなります。
タピオカは腹持ちもよいため、間食や夕食前に食べると、その後の食事での食べ過ぎ防止が期待できます。ただし、お砂糖たっぷりの甘いミルクティーなどとあわせてしまうと、やはり高カロリーな飲み物となってしまいますので注意が必要ですね。
小麦粉ではなくタピオカの粉を使ったブラジル発祥のパン「ポンデケージョ」などもおすすめです。
タピオカはイモのデンプンですから、主成分は炭水化物です。炭水化物は体を動かすエネルギー源となりますが、その分カロリーも高め。
乾燥させたタピオカパールは、100gあたり355Kcalもあり、ごはん(100gあたり、168Kcal)よりも高カロリーですが、ゆでると水分を吸って膨張し、炭水化物がゆで汁のなかに流出するため、カロリーはぐっと下がって100gあたり62Kcalとなります。
タピオカは腹持ちもよいため、間食や夕食前に食べると、その後の食事での食べ過ぎ防止が期待できます。ただし、お砂糖たっぷりの甘いミルクティーなどとあわせてしまうと、やはり高カロリーな飲み物となってしまいますので注意が必要ですね。
小麦粉ではなくタピオカの粉を使ったブラジル発祥のパン「ポンデケージョ」などもおすすめです。
作って飲もう!タピオカティー
自宅でも簡単に作れるタピオカティー
タピオカは市販されているので、お家でも簡単にタピオカティーを作ることができます。
※市販のタピオカにはイカ墨が使われてるものがあります、事前に表示をよく確認してアレルギーには十分な注意が必要です
●材料
乾燥ブラックタピオカ……大さじ4
ミルクティー
●作り方
【1】乾燥タピオカを戻す。
・水に一晩つけておいたタピオカを鍋で20分ほど煮る。
・タピオカがやわらかくなったら、ザルにあげ、流水もしくは、氷水でしめる。
【2】ミルクティーを作る。
・沸騰したお湯(80mL)に茶葉(ティースプーン大さじ1杯)を入れる。
・フタをして2~3分蒸らした後、牛乳(80mL)を加えて軽く混ぜ、再び全体が温まるまで弱火にかける。
・沸騰直前で火を止め、茶こしでこす。お好みでグラニュー糖を加える。
・粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
【3】ミルクティーにタピオカを入れて完成!
── 最後に、タピオカティーの有名店をご紹介しましょう。
タピオカティー発祥の店と言われているのが「春水堂(チュンスイタン)」です。ご存じの方も多いと思いますが、台湾で45店舗を展開するお茶専門カフェの「春水堂(チュンスイタン)」です。タピオカティー発祥の店と言われています。日本でも東京・埼玉・神奈川・大阪・兵庫・福岡にて計12店舗を展開していますので、ぜひ、見かけたら味わってみては!
※市販のタピオカにはイカ墨が使われてるものがあります、事前に表示をよく確認してアレルギーには十分な注意が必要です
●材料
乾燥ブラックタピオカ……大さじ4
ミルクティー
●作り方
【1】乾燥タピオカを戻す。
・水に一晩つけておいたタピオカを鍋で20分ほど煮る。
・タピオカがやわらかくなったら、ザルにあげ、流水もしくは、氷水でしめる。
【2】ミルクティーを作る。
・沸騰したお湯(80mL)に茶葉(ティースプーン大さじ1杯)を入れる。
・フタをして2~3分蒸らした後、牛乳(80mL)を加えて軽く混ぜ、再び全体が温まるまで弱火にかける。
・沸騰直前で火を止め、茶こしでこす。お好みでグラニュー糖を加える。
・粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
【3】ミルクティーにタピオカを入れて完成!
── 最後に、タピオカティーの有名店をご紹介しましょう。
タピオカティー発祥の店と言われているのが「春水堂(チュンスイタン)」です。ご存じの方も多いと思いますが、台湾で45店舗を展開するお茶専門カフェの「春水堂(チュンスイタン)」です。タピオカティー発祥の店と言われています。日本でも東京・埼玉・神奈川・大阪・兵庫・福岡にて計12店舗を展開していますので、ぜひ、見かけたら味わってみては!
※タピオカは高カロリーですので、摂取しすぎると、太る原因にもなります
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タピオカブームで原材料費が高騰
これは意外に思われるかもしれませんが、原材料のイモは輸入または静岡などで栽培されていましたが近年まれにみるタピオカ需要で原材料費は高騰、殆どの業者がタピオカを扱えなくなっているという情報があります
おさえておきたい!タピオカとは
- タピオカの原料はキャッサバ芋
- タピオカの成分はほとんど100%がデンプンなので、栄養素による健康効果はあまり期待できない
- タピオカのカロリーは乾燥状態で100gあたり355kcal、ゆでた状態で100gあたり62kcal
実は三度目? タピオカブームの歴史
- 一度目は平成4年(1992年)という平成のごく初期に巻き起こったタピオカブーム。2008年頃にもリバイバルが起きましたが、平成が終わって令和という新時代を迎えた今、再々燃中です。三度目の流行となりますが、実は一度目のブームと二度目以降は楽しみ方に違いがあります。
- 二度目のブーム時と現在はテイクアウト可能なカップ入りのタピオカミルクティーが主流ですが、最初のブームで話題となったのは、タイ料理レストランなどのデザート「タピオカ入りココナッツミルク」でした。外食からテイクアウトやお惣菜といった持ち帰れる食べ物へと、人々の消費生活が変化したことも背景にあるのかもしれません。