東京では結婚しなくてもいい!?イケハヤ、その結婚はどれだけ儲かるのか?
東京で暮らす現役世代の半分が一人暮らし
婚活者に求められる条件が変化してきている
昔の婚活はシンプルだった
最近、婚活者に求められる知識・素養が変化してきているように感じます。従来、大企業であれば特段変わった戦略を採らなくても、何年・何十年と同じような製品・サービスを提供し、その社内業務プロセスや製造工程の改善に取り組んでいけば、徐々に競争力を増していくことが出来ました。
日本が得意な製造業は正にこれで、OE(オペレーショナル・エクセレンス)と言われる社内の長期オペレーション改善が競争力の源泉でした。社長は、部下があげてきた稟議書に目を通し、無難な判断をしていればよかったわけです。
経団連や経済同友会などの経済団体に顔を出し、経営者間のつきあいで情報が得られるため、ある程度勘所がつかめれば、社内叩き上げで上が気に入った人間を引き上げていくような人事が良かったのだと思います。
現代はIEに
現在ではインターネットの普及により情報伝達スピードが格段に上がり、一般の社員や中高生、OLであっても、ほぼ同時に世界中の情報を得られるようになっています。
デジタルデバイドと言われるような一部のインターネットを使いこなせないお年寄りは別として、
社長だからと言って部下や外部のシンクタンク等に依頼して情報収集させ、ある意味バイアスの掛かった、整理された情報を数ヶ月遅れで見ていたりします
現代では経営者ほどインターネットなどからの情報収取を怠らず、情報に敏感にならなければ生き残れないIE(インフォメーション・エクセレンス)時代になっているのです。
東京の婚活者に求められるものとは
賃金格差がほぼなくなった
年功序列であっても、フルタイムで賃金を入手し、生活している現状では、その支出の過剰が、最終的なゆがみがあなたにとって致命的な問題へと発展する可能性すらあるのです。
私は少なくとも、生活環境が変化している事を理解し、自分の感覚としてリスクを肌で感じておく必要があると思っています。
そして、全ての情報をリアルタイムに自分で収集・分析することが不可能である以上、そのリスク(チャンス)に対してどう対応していくのか、自分なりの考え方を持っておく必要があります。
婚活者に求められる【結婚情報リテラシー】
どこかのSNS上で自分の容姿・経歴に対してクレームが上がったり、予期せぬ画像が拡散しているかも知れません。例えば、婚活サイトであれば、意図的に、もしくは面白半分で悪意の他者が画像をネットで拡散するなど、誰でも簡単に出来てしまうのです。
自動車部品のタカタの例にあるように、対処が遅れ後手に廻っただけで、感情に訴えるセンセーショナルな事故画像などで世論を誘導する手法が用いられ、全てが部品メーカーの責任とされてしまいました。
正しい情報かどうかではありません。何の知識もない子供から中高生、老人まで多くの人が、その情報に対してどう感じたか、又は意図的にそのように感じられる伝え方がされただけで、ネット上ではそれが事実であるかのように爆発的に拡散していきます。
良いか悪いかは別として、これが現実なのです。
習慣化するには
Googleなどの検索エンジンはどのような仕組みで検索結果を出しているかご存知でしょうか? 皆さんがブラウザーに向かってキーワードを入力した時に世界中を探しに行っている訳ではありません。
世界中のサイトの情報をリンクを伝って、クローラーと言われるネット上のロボットが情報を集め、インデックスを作成しています。そして、ユーザーに検索されると、そのインデックスを調べに行っているので、直ぐに結果を出すことが出来るのです。
同様な仕組みを作成することが可能です。それも、自分の婚活に関係のある情報だけでインデックスを作成するのです。そして、それらの情報をテキスト分析し、設定したキーワードの組み合わせに応じて重み付け、サマリーし自社にとって重要な情報程、上位に表示されるようにAIで分析します。
これで、忙しい経営層の方々でも部下が新聞の切り抜きを整理して持ってきてくれるのを待つ必要はなくなります。この優れた点は、多言語で世界中のニュースサイトやSNSなどをリアルタイムに、日本語に機械翻訳して整理できる点にあります。
競合に先んじて有益な情報を手に入れることは、ビジネス上非常に有利に働くことは間違いないはずです。
ネット情報の活用
ネット情報を婚活に生かす手段は考えれば考えただけアイディアが出てきそうですが、その中でいくつかをご紹介します。
ネット情報をマッチングに生かす
逆にネット上の情報が大きなマッチングのチャンスになるようなこともあります。最近は小規模な町内会のお祭りや小学校の運動会、ビル工事の予定、行政の予算・投資計画や、テレビなどで紹介する健康効果、食材など、その地域に限定した情報であっても入手可能となっています。
これらの情報をいち早く知り、需要予測に取り入れたり、相手へのアプローチを行うような対応で、条件によってはかなりの効果が得られるのではないかと思います。他にも、自分が使っているサイトの代替を世界中から探してきたり、新たな機能が追加されたサイトを世界中から探してくる、など無限に考えられます。
SCM的な情報の活用
インターネットや進歩したIoT・AI技術を活用する事で、ひと昔前ではコスト面などの問題があり不可能だった、物流ルートや配車計画、積み荷の最適化など、かなりのレベルで可能となってきています。
消費者マーケティングに生かす
- 相手から来た情報ではなく、自分で調べた情報を信じる傾向がある
- 同じような感覚の知り合い、仲間でコミュニティーをつくり、その中でスクリーニングされた”いいね”の情報は更に有益な情報である、と感じてしまう
- 多くの人は複数のネット上のコミュニティーに参加しているため、別のコミュニティーにも伝搬していく
- 殆どの情報をネットで探せるため、あえて営業にあう必要が無くなってきている。(以前は情報収集のために営業に会っていました)
- 芸能人などが、オピニオンリーダー(インフルエンサー)となり、ある種ステルスマーケティング的なことをやっているため、複雑化し、読めない
現在の消費者行動が厄介なのが以下のような特徴がある事を踏まえた上で、この様な消費者の変化を情報戦略として活用します。
インターネット情報の自動収集で競合に差をつける
最近、ご相談を受けて対応した件に、自社に関連するキーワードを設定しておき、インターネット上をGoogle クローラーと同じ原理で関連情報を収集してくる仕組みです。
Googleなどの検索エンジンはクローラーと呼ばれるロボットでインターネット上を正に水泳のクロールのように泳ぎ回り、リンクを辿って情報収集してきます。
そして、どこのニュースサイト、SNS、ホームページ等にどの様な内容が書かれているか、そのインデックス(見出し)を作成しているのです。そして、ユーザーがキーワード検索すると、このインデックスを独自の重要度に応じて並べ替えて検索結果として表示します。
この仕組みと同様に、自社に関連する情報、競合の情報、営業に繋がるような市場の情報などを常に収集してきます。そして、この情報をテキスト処理によりサマリーし、社内のポータルサイトに重要度順に表示するものです。
重要度は、ユーザーがタイトルに興味を持ってクリックした数で加点していくため、徐々に自社にとって重要な情報ほど、上位に表示されるよういなってきます。
経営層ほど重み付けを大きくしたりして、忙しい上層部は時間がない時でも。上から見て行けば社外の自社関連情報を効率的に得られる仕組みにしました。
テキストマイニングをしていますので、完全とは言えませんが、それでも自分でインターネットを検索して内容を判断していくよりも効率的なのではないでしょうか。