Clubhouse攻略大学
話題のClubhouse使ってみましたよ!
新時代の「音声SNS」
説明は不要でしょうかね。Clubhouseというアプリがバズりまくってます。
https://www.joinclubhouse.com/
こやつは「音声SNS」という新ジャンルでして、世界中でブームが起きてます。
ひたすら音声にフォーカスしていて、チャット欄などもありません。シンプルですね!
よくできているのは「完全招待制」なんですよね。
1人あたり2人まで招待できる仕様で、現時点で招待は貴重で、メルカリでも売られているようですw
招待制のSNSアプリなので、Clubhouseって一体何?使い方は?招待されるには?など疑問に思っている方も少なくないはず!
また、現時点で仕様が英語なので使い方が難しく説明記事を読んでも難しいという意見も。そんなClubhouseのこれだけ知っていればまずOKという使い方と、
招待枠がなくても始める方法や招待枠の増やし方などわかりやすく解説していきます。
FOMO(取り残される恐れ)で関心を集める、非常にうまいバズ・マーケティングですねぇ。久しぶりにこういうの見ましたw
- 新時代の「音声SNS」
- Clubhouse(クラブハウス)って何?
- Clubhouseの始め方
- 招待される以外に始める方法
- Clubhouseの初期設定
- Clubhouseの基本機能
- Clubhouseの招待の仕方
- 招待枠を減らさずに招待する方法
- 招待枠は増やせないの?
- Clubhouseの使い方
- Clubhouse用語
- AndroidユーザーもiPadがあれば使える!?
- ここだけは肝に銘じておこうポイント
- 新SNSClubhouseに期待大
Clubhouse(クラブハウス)って何?
まず、Clubhouseとはアメリカ・サンフランシスコのベンチャー企業「Alpha Exploration」が2020年春にリリースした音声SNSアプリです。
現段階では、iphone限定のアプリになっているのでAndroidなど他のユーザーは使えません。
他のSNSと大きく違うところ
●音声に特化している
TwitterやInstagramとは違い文字や写真などのやりとりや発信は基本的になく、音声のイケハヤ大学のみのやりとりになります。
音声のみといっても自分が発言することがマストではなく、聞くだけということも出来ます。
また、facebookの様に原則本名登録で録音やコメント機能もないことから誹謗中傷などの懸念が少ないです。
バックグラウンド再生も出来るので、作業しながらなどzoomなど対面でコミュニケーションを取るよりも気軽に使うことが出来ます。
●招待制
Clubhouseは招待制のアプリなので、誰でもすぐに始められるというわけではありません。
最初に設けられているのは1人2枠の招待枠のみ。
結構な狭き門ですね。
また、招待には電話番号が必須なので信頼できる人と繋がっていくスタイルのSNSの様です。
また、使い方は至ってシンプルなのですが現状英語表記のみの対応になっているので、ここが使い方がわからない難しいと言われるところです。
Clubhouseの始め方
たしかにこれは面白い!
で。
使ってみた感想としては、普通に面白いです!
「新感覚」という意味では、登場したばかりのときのツイッターを思い出しますね〜。こういうコミュニケーションがありえたのか〜、という感動がありました。
特に面白かったのは、「リスナーで参加していたら、突然主催者に呼ばれてスピーカー側に回された」という体験。
さらに、「他のリスナーもスピーカー側に周り、3人から、6人が話す場になった」という流れも楽しかったです。
あの落合陽一さんも一瞬参加して、恋バナ(?)を繰り広げてくださいました。
そういえば、落合陽一さんと同じ場で話したのは初めてですね……。
こういうセレンディピティ、一期一会な感じも面白いです。
なお、この配信はもう二度と聞けません!(録音するとイケハヤ大学BANされるらしい)
もちろん倍速再生もできないため、割と冗長なんですが「ながら聞き」で楽しむ方が大半だと思うので、それでも体験として成り立っている印象です。
また、海外ではかなりしっかりしたコンテンツも配信されています。カンファレンスのパネルディスカッションを聞いている感じですね。
まとめると、
- 完全招待制
- 使えるのは音声のみ(テキストチャットがない!)
- ホストはリスナーをスピーカーに変更できる
- クローズドな配信も可能
- 本格的に学べるセッションも多く配信されている(ほぼ英語)
- ユーザーの大半は「ながら聞き」で利用していると思われる
- 炎上しない!
なかなかに新感覚です!これは流行る余地ありますね。
田舎暮らし民としては、場所関係なく人と集まれるのが嬉しいですね〜。
ZOOM使うオンラインイベントや、Discordのボイチャより、ずっと気軽にイベントができます。
今後チケット販売機能も付くらしいですが、オンラインイベントプラットフォームになる可能性はありますね。
おすすめの使い方。
なにやっていいかわからない人が多いと思うので、ガイドも書きますね!
まずは、気になるアカウントをフォローしましょう!
おすすめフォロワーが出てくるので、まずはバシバシフォローしていくのがいいかなと。
いきなり配信をしてもいいですが、まずは気になるルームにリスナーとして参加してみると、文化がわかってくると思います。
上述のとおり、英語圏では、ごく普通に学びになるセミナーが多数開催されています。日本でも、お金払っても聞きたいレベルのルームは増えていきそうですね。
知り合いがやっているルームだと、あなたがスピーカーに誘われる可能性もあります。これもまた楽しい体験なので、スピーカー側にも回ってみましょう。
ざっくり感覚がつかめてきたら、短時間の「イベント」を立ててみてください(長いと消耗しますw)
トークはひとり語りでもいいですが、リスナーの中に知り合いがいたら、その人を引っ張ってみるとClubhouse的な体験になって面白いですね。
配信中に人を巻き込めば巻き込むほど参加者も増えやすくなるので、いろいろな人を巻き込んで長めに配信してもよさそうです。
Clunhouseは「SNS」なので、自分が話す側に回らないと十分に面白さがわからない、とも思います。リスナーから卒業して、配信側に回ってみましょう!
まずは、iPhoneユーザーであること。そしてClubhouseのアプリをダウンロードし、誰かに招待してもらうことが必要となります。
友達や知人に紹介してもらうことが一番です。他SNSで、知人にClubhouseを招待して欲しいという呼びかけをするのも手かもしれません。
とはいえ課題も。
招待される以外に始める方法
Clubhouseの参加方法は招待しかないと思われていますが、「ウェイティングリスト」というものがあります。
アプリをダウンロードして、ユーザー登録をしウェイティングリストで待っていると許可が降りたら使えるようになるそうです。
この方法だと上の画像の様な通知がアカウント登録24時間後(目安ですが半日以上はかかる)に表示され知り合いのアカウントが承認して招待してくれるか、許可が降りるかなのですぐには解禁されずかなり待たされてしまうケースもあるそうです。
ですが、この場合だと知り合いが「Let them in!」を押してくれればその人の招待枠が減ることはないそうなので知り合いがすでにClubhouseをやっている場合はいい方法だと思います!
招待枠がなくて困ってる方はユーザー数の少ない今は特に試してみる価値ありです。
注意すべき点
招待制というところから、招待枠をオークションサイトで販売していることもあるみたいです。
また、SNSでの呼びかけで全く知らない人から招待枠をあげるというDMでの提案があったケースも。
招待には電話番号が必須になるので、見ず知らずの人に電話番号を教えることや金銭の発生はなんらかのトラブルになる可能性が大きいのです。
電話番号なんてかなりの個人情報なので、知らない人に教えるのはやめた方がいいです!
Clubhouseの初期設定
まずは先にもう出ていますが、ClubhouseのアプリをAppストアからダウンロードします。(招待SMSをもらってからでも可)
そして招待SMSもらったら参加可能です。
STEP①アプリを起動させる。
Welcomeページが開き、「Get your username」をクリックします。
STEP②電話番号を入力
招待コードをもらった電話番号を入力して「Next」をクリックします。
※最初の0を飛ばして入力するとエラーなど起こりにくいです。
STEP③承認コードを入力
そうすると、SMSで承認コードが届くのでフォームに入力し「Next」をクリックします。
STEP④Twitterの連携
次にTwitterと連携するか聞かれるので、連携する場合は「Import from Twitter」をクリックします。手動で設定したい場合は「Enter myinfo manually」をクリックします。
連携を許可した場合、次ページで「アプリにアクセスを許可」をクリックしてください。この連携は電話番号に紐づくアカウントになるので複数アカウントを持ってる人は要確認してください!
STEP⑤名前の登録
次にフルネームを入力し、「Next」をクリック。最初に名前次が名字です。
ニックネームでも登録出来ますが、大体の方は実名で登録しています。(facebookのイメージが近いです)
STEP⑥ユーザーネームの入力
次にユーザーネームを入力して「Next」をクリック。
このユーザーネームはTwitterやInstagramの@から始まるIDと同じなので好きに設定してOK。
STEP⑦アイコンの設定
好きなアイコンを設定し「Next」をクリック。
Twitter連携していると、Twitterのアイコンが表示されています。
STEP⑧Iphoneとの連携
Iphoneとの連携を求められるので「OK」をクリック。
※英語表記のOKを押したあと日本語のも出てきます。
そして「Looks good」をクリック。
STEP⑨好きなトピックの選択
好きなトピックを選択出来ます。英語なのでわからなかったり、特になかった場合は「Skip」をクリック。
STEP⑩フォローする。
Clubhouse側からおすすめユーザーが提案されるので、フォローする人はチェックして「Follow」をクリックします。いつでもフォローは外せるので面倒な場合は一回進んでもいいかも。
全てチェックを外すとこの右の画面が出るので、「Yes」をクリック。
STEP⑪通知設定
通知するかどうかを聞かれるので、通知する場合は「Allow」通知しない場合は「Don't Allow」をクリック。
初期登録設定完了!
この画面になったら、登録作業が終了!!
Clubhouseライフがスタート出来ます。長々と書きましたが、意味さえわかればここまでは大体5分以内には完了します!
Clubhouseの基本機能
プロフィール設定
編集するなどの項目はなく、名前やプロフィール画像など編集したいところをクリックすると編集することが出来ます。
Instagramも連携可能です。
自己紹介文を足す場合は「Add a bio」をクリックして編集しましょう。
検索する
検索マークをクリックすると、「People」と「Clubs」というタブが出現するので
そこのタブを選択してからユーザー名などを検索しましょう!
Clubhouseの招待の仕方
1ユーザー2人までClubhouseに招待することが出来ます。
STEP①電話番号を電話帳に登録
Clubhouseに招待するには相手の電話番号を知っていることがマスト。
LINEの普及で電話番号を知らない人も多くなっている傾向にあるので、まずは招待する人の電話番号を知り登録。※電話帳に登録していないとこのあとのステップがごたつきます
STEP②アプリ内招待ページを開く
アプリ内のメールマークをタップして紹介したい人を選びます。
STEP③招待コードを送る
SMSが立ち上がるので特に編集はせず招待コードをSMS送信する。
これで完了です!送る前にちゃんと相手にiPhoneユーザーであることを確認するのが親切かも。
招待枠を減らさずに招待する方法
招待枠をお願いされても持ってないと心苦しいですよね。これも実は方法があることが!
始め方のところでも紹介しましたが、始めたい人にID登録してもらい「ウェイティングリスト」待ちしてもらうこと。
そうするとその人があなたの「連絡先」に電話番号が登録されていればアカウント登録24時間後(目安ですが半日以上はかかる)にACTIVITYにに下記の様な通知が出ます。
この「Let them in!」をクリックすると、招待枠を減らさずその人は承認対象になるみたいですよ!
招待枠は増やせないの?
追加希望での招待枠は増えませんが、利用頻度が高くアクティブに活用していると招待可能人数は増えて行くとのことですよ。利用頻度の高さの基準は不明確ですが、トークルームに参加したり開いたりすることはマストの様です。
ルームを開く人が早く招待枠が増える傾向にありますが、開かなくてもスピーカーとして一度話しただけでも枠が増えた例もある様です。
Clubhouseの使い方
Clubhouseの使い方は「ルームを開く」、「ルームに入る」の2つの形になります。
●ルームって?
会話をしたり聞いたりすることができるグループチャットの様なものです。ルームにはタイトルがついているので、好きなルームを見つけてトークしたり聞いたりすることが出来ます。
●ルームの入り方
Clubhouseのトップページに自分がフォローしているユーザーが参加しているルームなどが放送中のもののみ表示されます。Twitterのタイムライン的な存在です。
気になるルームがあればそこをクリックするだけで入ることが出来ます。
人のアイコンはそのルームの参加人数を、コメントマークはルームのスピーカー(話し手)の人数がわかります。
ルームに入ると「スピーカー(話す側)」と「オーディエンス(聴く側)」のどちらかで参加することになり、参加者のプロフィールを見てフォローすることも出来ます!
何層かに別れていますが、Followed by the speakers はスピーカー(話し手)のフォローしているユーザー、Others in the room はそのほかの観客(聞き手)が分かれて表示されます。
作業したり、イヤホンで利用する場合上に出る「Yes Music Mode」をクリックすればOKです。
●ルームナビ(ルームへの参加希望と抜け方)
入ってみるのは簡単ですが、抜け方やトークへの参加の仕方は英語がわからないとパニックになります。抜け方がわからないなんて人も続出!!
ここさえわかれば大丈夫なトークルームの下にある「ナビ」を説明!
【✌︎Leave quietly】
退出するとき
【+マーク】
誰かをルームに誘いたいときに
【✋(挙手)マーク】
会話に参加したいときに
※ルームの主催者が許可した場合のみ発言できるようになります。
●ルームの開き方
自分のルームを開くにはトップページの下にある「Start a room」をクリック
「+Add a Topics」をクリックしテーマを60字以内で書きます。(日本語OK!)
次にルームの種類を選んで「Let's Go」をクリックすれば完了です。
ルームの種類
【Open】
どのユーザーでも参加可能
【Social】
自分がフォローしてる人のみ参加可能
【Closed】
自分が選択したユーザーのみ参加可能
Clubhouse用語
最低限知っておきたいClubhouse用語はコチラ。
▶︎モデレーター(Moderator)
ルームの主催者。MC的存在で司会やルームの管理人の様な役割の人
▶︎スピーカー(Speaker)
話す人。ルームの会話に参加している人です。ルームのモデレーターに許可されると参加できる人のことです。
▶︎オーディエンス(Audience)
観客。会話には参加せずに聞いているだけの人
AndroidユーザーもiPadがあれば使える!?
ClubhouseはAndroid対応していないので、やりたいけど出来ないAndroidユーザーの方もたくさんいます。
こんなにムーブメントになっているので、Android版も出そうではありますが出遅れてしまいますよね。そこで、裏技的な始め方なんですがAndroidユーザーの方でiPadを持っている方がいたらclubhouseに登録できるとのこと!
●iPadでClubhouseのアプリをインストールする。
●Androidの番号に招待コードを送ってもらう。
●iPadのアカウントの初期設定の際にAndroidの電話番号を入力する。
この手順で、他は説明したClubhouseの使い方と同じ様にClubhouseを始めることができるんだとか!iPadをお持ちのAndroidユーザーさんがいたら試してみてくださいね。
ここだけは肝に銘じておこうポイント
これからどんどんユーザーが増えていくにつれて、グループチャットと音声という面で
仲良しグループや仕事仲間同士だけで話すつもりでルームを組む人も増えそうです。
ただ!その会話は会話への参加は制限できるしログは残らないけど誰でも「聴ける」のです。
「知らない人入って来て不快」や「公私問わず秘密の話をうっかり話した」なんてことも増えそう。
そんなつもりがなかった認識不足だとしても、情報漏洩や個人情報の公開にも繋がりかねません。
親しい人との絡みはぜひ、LINEやzoomなど公開していないところでやりましょう!
あくまでも、世界に発信出来るSNSツールという認識は忘れずに!
新SNSClubhouseに期待大
実際に使ってみた感想、音声のみのSNSというところでかなりハードルが高いのかなと思っていたのですが、使ってみると音声だけというところが逆に気軽に参加できるなと思いました。
知らない人でも対面じゃないから気軽に話せるし、文面のやりとりじゃないので距離も一気に縮まります。
また、多くの芸能人や著名人も参加してルームを開いているのでその会話をラジオ感覚で聞いたりできるのもすごい!!伝わり方が違います。
実際参加したルームはかなり盛り上がりました。また、自粛期間に気軽に会うことが出来ないからこそ会話を気軽にできるのもかなりデトックスになりますね。
TwitterやInstagramについで主力のSNSになりそうな予感。これからのClubhouseに期待です!
ユーザーとして使っていて気になった部分も書いておきます。ざざっと!
- シンプルに人数が少なく、しかもストック性もない。クリエイター目線でいうと、現状コスパが悪い。Clubhouseやるリソースあるなら、コラボVoicy撮りますね。
- 日本では現状「スタートアップ村」の人たちばかり……w コンテンツの多様性がもっとほしい!
- 自分が聞いていることがホストに伝わるのが、ややプレッシャー。6人くらいしかいないルームだと、入るのをかなり躊躇する。100人くらいいると安心。
- 話を振られる可能性を排除できないデザインなのが辛い。「今は返事できません(招待拒否)」みたいな機能がほしい。
- 配信をする際は「リアルタイムかつ、他者とのコラボ」が前提なのが、地味にハードルが高い。コミュ障には向いてないですね。クラブとか行ったことないし……。
- 割と疲れるw 毎日飲み会ができるような人には向いているはず。ぼくは短時間が限界です。「Clubhouse疲れ」はバズワードになるかも。
- ワイヤレスイヤホンがあることが前提になるので、日本ではまだまだ普及しなさそう……。
- 終わらせ方がわからないw
- 使い方はかなり多様っぽい。クローズドなオンライン飲み会にも向いているし、大規模オンラインイベントにも向いている。スポーツの試合などの「パブリックビューイング」にも向いてそう!
ほんと、黎明期のツイッターのような感じです。
かなりオープンなプラットフォームなので、ユーザーが新しい使い方を「発明」する予感がします。
その意味では、「日本的な」使い方も出てきそうですね〜。
ツイッター同様、案外日本の文化とマッチするのかも?という気もします。