ボカロPとしての名義はハチ

We are BellinCat.jp イカしたamiibo

K-POPはBLACKPINK  TWICE だけじゃない!!! CANインベーダー IGLA2

【音楽ニュース】fromis_9、10月10日放送の「CDTVライブ!ライブ!」4時間SPに出演決定!「Stay This Way」を日本のテレビ初披露 最新ニュース、話題をピックアップ 当サイトは、話題のニュースや芸能情報などに関する情報の5chやTwitterの声をまとめています。 【個人ブログ】気になる情報はココから↓ http://gendai-torendo.online/Instagram🔗】 https://www.instagram.com/gendai_torendoTwitter🔗】 https://twitter.com/gendai_torendo/ フォローお願いします🙌

現在K-POP女子アイドルで世界的な人気を誇るBLACKPINK、TWICEのほかにも魅力的なグループがたくさんあり、このシリーズではそれを読者の皆様にご紹介しています。(ちなみに筆者はONCEである)

 

韓国口語俳句について 〜口語体で詠む俳句〜』

 

俳句で使う言葉には、文語体と口語体があるとされています。

※俳句では、日常話したり書いたりする現代語を口語、古い時代の言葉を文語と呼ぶ場合が多いです。


文語体を使った文語俳句は、

咲き満ちてこぼるる花もなかりけり 高浜虚子

のような『古い時代の文章形式』を用いた俳句になります。

現在では日常的に使われていないため、そもそも使い方をよく知らなかったり、誤った使い方をされることも年々多くなっているようです。

今回のお話しはここからですが、

口語体を使った口語俳句は、一般的には、

憲兵の前で滑つて転んぢやつた 渡邉白泉

のような「現代の話し言葉」を用いたものとされる場合が多いです。

しかし、俳句で言う口語体には実際のところ「現代の書き言葉」もふくまれるようです。

ですので、口語俳句とは「現代の話し言葉」「現代の書き言葉」をふくんだ、

『現代語の文章形式』を用いた俳句ということになりそうです。


梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太

おおかみに蛍が一つ付いていた 金子兜太

昭和通りの梅雨を戦中派が歩く 金子兜太

*句集「遊牧集」 蒼土舎  1981年
*句集「東国抄」 花神社  2001年
*句集「百年」  朔出版  2019年

口語体が『現代語の文章形式』をさすのであれば、それを基本にして「季語」「切れ字」とともに俳句を読むことも可能になります。

そうした俳句は、

「口語体」+「季語」+「切れ字」

といったものになりそうです。


例としては、

平およぎ海をひらいてゆくことよ  切れ字 よ

一日をまっしろにしてしぐれるか  切れ字 か

八重桜世がながながとあかるいぞ  切れ字 ぞ

このほしもほしぞらのなか蛙鳴く  体言切れ

などの詠み方になりますが、これの良い点は、口語俳句でも「切れ字」を使って「切れ」を活かすことができることです。


切れ字については、「や・かな・けり」などの文語体の俳句の切れ字を、そのまま口語体の俳句の切れ字として使うにはムリがある場合もあります。

切れ字は多くありますので、どの切れ字なら口語俳句で使い活かしていくことができるのか、もしくはできないのか、

また口語俳句だからこそ使える新たな切れ字はないのかなど、1つ1つ検証していくことも大切になりそうです。


ここまで口語俳句の3つの詠み方をみてきました。

①「現代の話し言葉」そのものの口語俳句

②『現代語の文章形式』の口語俳句

③『現代語の文章形式』+「切れ字」の口語俳句

他にも詠み方はいくつかあるかもしれません。

口語俳句を詠む場合には、文語体がまじるなど純粋に口語体だけで詠むことが難しい場合もあります。

ですので実際には、口語俳句とは、

「口語体(現代語の文章形式)を基本にして詠む俳句」

ということになりそうです。

口語俳句の仮名づかいについては、一般的に使われている「現代仮名づかい」を使うことで、より口語体が活きてくるように思います。

ムリに歴史的仮名づかいにする理由はないように感じます。

俳句で使う言葉を口語体にしても、詠むものごとがより豊かになっていかなければ意味がないのではないかという疑問もあります。

口語俳句で何が新鮮に詠めるようになるのか、何が詠みやすくなって、何が詠みにくくなるのかを見さだめていくことも必要になりそうです。

現在の口語俳句の作品には、他にも

「切れ」を活かさない散文的な口語俳句

歴史的仮名づかいを用いた口語俳句

文語体が多分にふくまれた口語俳句

などもあって、多くの方が様々に取り組まれているようです。そうして絶え間ない模索や試行錯誤を続けていくことも大切なことではないかと個人的には思います。


口語俳句もまた「俳句」ですので、できることなら文語俳句に肩を並べるほどの「俳句」になっていくことが一方で必要なのではないかとも感じました。


今回、個人的な見解もまじえて短くまとめてみました

至らない点、充分に書き尽くせていない部分もあるかと思いますがご容赦ください

俳句については、人によって様々な考え方や見解があります

いつも
ご覧いただき
ありがとうございます