【onCNN】ブラックパンサー主役、死去 40代の若さ
マーベル映画『ブラックパンサー』の主演俳優チャドウィック・ボーズマンが40代という若さで亡くなったことがわかった。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『ブラックパンサー』で主人公のブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが亡くなった。
代理人が米APに明かしたところによると、チャドウィックは過去4年間、結腸がんと闘っていたという。
ツイッターでは現在、Chadwick Bosemaや、Black Panther、さらには映画の中で登場するWakanda Forever(ワカンダよ、永遠に)といった言葉がワールドトレンドの上位を独占。ファンがヒーローの早すぎる死を惜しんでいる。
公式Twitterの発表によると、チャドウィックは2016年に大腸がんのステージ3との診断を受け、その後、4年間にわたって闘病生活を送ってきたとのこと。
病状はステージ4まで進行しており、『マーシャル 法廷を変えた男』(2017)以降は、手術や化学療法の実施と並行して映画の撮影に取り組んできた。
自宅にて、妻と家族に見守られながらこの世を去ったと伝えられている。
チャドウィックは『エクスプレス/負けざる者たち』(2008)で映画デビュー
を飾ったのち、
『42 ~世界を変えた男~』(2013)のジャッキー・ロビンソン役、
『ジェームズ・ブラウン~最高の魂を持つ男~』(2014)のジェームズ・ブラウン役などを経て、
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)のブラックパンサー/ティ・チャラ役で世界的にブレイク。
その後、マーベル映画には
『ブラックパンサー』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に出演した。発表には「ティ・チャラ役はキャリアの勲章でした」と記されている。
最新作はスパイク・リー監督『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)。今後の出演作品として、Netflix映画『Ma Rainey’s Black Bottom(原題)』の撮影を2019年夏に終えていた。