仮想通貨ランキング2022 8月 人気の仮想通貨top10 【ビットコイン】
日本の仮想通貨取引所が狙い撃ち!?仮想通貨取引所のハッキング被害額ランキング
670億円相当の仮想通貨が不正流出か DeFiで過去最大規模の被害額に
異なるブロックチェーンの相互運用を実現するプロジェクト「Poly Network」は、およそ6.11億ドル(約670億円)相当の暗号資産(仮想通貨)が不正流出した可能性があることを報告した。
すでに攻撃者のアドレスを特定して、マイナーや仮想通貨取引所に資産を凍結するように依頼している。暫定的な調査によると、Poly Networkのスマートコントラクトの脆弱性が悪用されたことが原因だと説明。DAIやUNI、WBTCなどDeFi(分散型金融)銘柄が多く含まれた今回の6億ドル超の盗難は、DeFi史上最大規模になると見られる。
Poly Networkは、種類に関わらず、複数のパブリックブロックチェーンを接続できる仕組みを開発し、次世代のインターネットのインフラを構築することを目指しているプロジェクト。すでにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ネオ(NEO)、オントロジー(ONT)などのブロックチェーンに対応しているという。今回攻撃の対象になったネットワークはイーサリアム、バイナンススマートチェーン(BSC)、Polygon(MATIC)だ。
攻撃が最初に報告されたのは、日本時間10日の午後9時30分ごろ。上述した3つのネットワーク上で、Poly Networkのプロトコルが攻撃を受け、ユーザーの仮想通貨が不正に送金されたと発表し、送金先のアドレスも公開した。その際、盗難された仮想通貨を移動できないようにブラックリストに入れるようバイナンスやコインベースらに呼びかけている。
インターネットを経由して取引を行う仮想通貨は、ハッキングによる資産の盗難被害に遭いやすいという特徴があります。
実際にこれまでいくつもの仮想通貨取引所が、ハッカーからの攻撃によって盗難被害に遭っています。
仮想通貨のハッキング被害に遭わないためには、自分でも正しい知識を身につけて対策を行う必要があります。