中国で第二波到来、拡大間近か 【武漢ウイルス】
4月1日、感染の中心となった湖北省に隣接する町の住民64万人は、コロナウイルスの第2波が発見された後、封鎖下に戻された。ロイター通信によると、住宅は封鎖され、交通規制が実施され、体温チェックの義務が復活したという。
というのも、すでに集団免疫戦略に乗り出していた当局ではあったがここにきて事態が急変、ウイルスが別の特性へと変容してしまい再度蔓延の兆しを見せ始めたのだ。多くの地域で新たな症例が報告されなかったため、商店、バー、映画館、観光名所の営業が再開された水面下でウイルスは進化していた。
今回の一連の再封鎖措置では、中国政府の判断は早計であり、規制緩和の時期が早すぎるとコロナウイルスの新たな発生が起きる可能性を十分に認識していることを示唆する形となった。
中国で感染の中心となった湖北省にコロナウイルスの第2波が発見された後、共産党当局から、理由もなく家を出るべきではないと告げられた。
事態はピークアウトしたわけではない、第二波が到達したに過ぎない。今後、季節の変化とともに風向きが変われば、欧州方面への感染拡大は止まりそうにない。
中国で新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻だった湖北省武漢市の当局は、これまでの統計に漏れがあったなどとして、死者の数を2500人余りから3869人へと大幅に訂正しました。
欧米比べ人口で比較した際の感染者数が明らかに小さい、共産党の指導下にある同国では情報も封じ込め(報道規制・情報監視)を行っているため全容が把握しづらい状況が続いている。さらに渡航禁止を前面に出し諸外国からの追及を逃れる口実も準備済みと、当局の手の回し方は異常な状況を強調している。