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4割の人が「スマホのためになら1カ月間愛人を手放してもいい」と回答  Ado

Appleは子どものスマホ中毒に対してアクションを起こすべき」とAppleの投資家たちが公開状を掲載

市場調査会社がスマートフォンの持ち主に、「スマートフォンのためになら、どこまで大切なものを犠牲にしますか?」との質問をぶつけたところ、「愛犬」「愛する人」「お酒」「コーヒー」などさまざまなものが、「スマートフォンのためならしばらく我慢できる」と考えられていることが判明しました。

市場調査会社SimpleTextingが、アメリカの全50州に住むスマートフォンユーザー1000人に対して、「スマートフォンのために、どんな喜びを1カ月間犠牲にしますか?」を尋ねる調査を実施しました

毎日2時間以上SNSを利用している若者は心理的苦痛や自殺念慮を抱えている割合が高いことがこれまでの研究からわかっており、特に10代やそれ以下の子どもに与えるSNSの影響は近年、大きな問題となっています。そんな中、Appleの株を多く保有する投資家たちが、Appleに対して「スマートフォン中毒に対するアクションを取ること」を求めました。。

その結果が以下。回答者の40%が、「スマートフォンのためなら犬と1カ月離れる」と回答。同様に回答者の72%が「アルコールを断つ」、64%が「コーヒーを我慢する」と回答したほか、特に1981年以降に生まれたミレニアル世代の回答者の場合、その44%が「大切な人と1カ月間会わない」と答えたとのことです。


また、1990年代中盤以降に生まれたZ世代の56%は「1カ月間スマートフォンを手放すくらいなら1カ月間セックスを諦める」と回答。回答者全体の44%は、「5日間スマートフォンを手放すより5日間陪審員として働く」と答え、47%は「1カ月間スマートフォンを手放すくらいなら1カ月間義理の両親と暮らす」と答えました。


さらに、エンターテインメントやレジャーも続々とスマートフォンの犠牲になりました。回答者の70%が「1カ月間スマートフォンを手放すより、ムービー配信サービスのNetflixを我慢する」と回答。60%が「1カ月間あらゆるソーシャルメディアを断つ」と答え、41%が「1カ月間テレビ、映画、音楽、ポッドキャストを断つ」と答えました。また、53%は「夏の間中ずっとスマートフォンが使えないくらいなら、夏の間海に行くのを諦める」と回答したとのことです。

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上記の質問はいずれも、「1カ月間」「5日間」「ひと夏」などの期限を設定していましたが、これを「永久」にしても、スマートフォンは健闘しました。「スマートフォンと運動、永久に手放すならどっちか?」という質問に対し、女性の54%は「永久に運動を手放す」と回答。男性の場合は、58%が「スマートフォンを手放す」と回答していますが、4割強の男性は運動よりスマートフォンを取っています。


同様に、回答者の57%が「スマートフォンを手放すくらいなら、ネット通販大手のAmazonや小売店Targetを永久に手放す」と回答したほか、「バカンスを永久に諦める」と答えた人も39%に上りました。


スマートフォンを手元に置き続けることの価値を、金額に置き換えた質問では、若い世代ほどスマートフォンに重きを置いていることが確かめられました。以下は、「1年間スマートフォンを持ち続けられるならいくら出すか?」という質問の回答を、左から第2次世界大戦終結直後に生まれたベビーブーマー世代、1960~1970年代生まれのX世代、Z世代、ミレニアル世代ごとにグラフ化したものです。「スマートフォンの代わりに出せる金額は年間1000ドル(約10万5000円)以下」と答えたベビーブーマー世代は60%、X世代は50%、Z世代は46%、ミレニアル世代は34%と、若い世代ほど少ないという結果になりました。


SimpleTextingは、「要約すると、多くの人は大切なデジタルデバイスのためにあらゆる危険をいとわないということです。幸いなことに、ほとんどの大人はスマートフォンを取り上げられる心配はありません。今後、私たちはより多くの電話をかけ、より多くのテキストメッセージを送信し、より多くのアプリをダウンロードし、より多くソーシャルメディアを見続けることでしょう」と結論付けました。

また、「Facebookは対面での関係を損ない、座ったまま生活を送る『座位行動』の増加を招き、自尊心を損なわせ、中毒状態にする可能性がある」という研究結果も。Facebook自身もこのような事態を認識しており、サービスの利用規約には「13歳未満のアカウント作成」が禁止されています。

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Facebookの初代CEOであるショーン・パーカー氏は、Facebookが人間の弱さを利用したもので「我々の子どもたちの脳にどのような影響を与えるのかは神しか知らない」とコメント。そして2005年から2011年までFacebookに在籍したチャマス・パリハピティア氏はソーシャルメディアから抜けた理由について「ソーシャルメディアは人々の振るまいの土台のコアとなる部分を腐食している」からだと説明しています。