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簡単作成【1分でできる】フェイスシールドの材料は100均グッズで揃える

#フェイスガード

フェイスシールド

フェイスシールドは、新型コロナ患者と濃密な接触をする現場の医療従事者にとって不可欠な器具となりました。軽量で装着が簡単、顔を広範囲に保護してくれる顔用マスク、フェイスガードです。

 

フェイスシールドの役割

湿性生体物質の飛沫が飛散する場合に、それに含まれる病原体による曝露から結膜を防護します。 ゴーグルは眼部の防護には有効ですが、顔面の他の部位への跳ね返りや飛び散りに対する防護能はありません。対してフェイスシールドは、 その形状によって眼部に加えて、同時に鼻腔、口腔粘膜を同時に防護し、あるいは側頭面への跳ね返りや飛び散りを減少させます。

最近ではレジや受け付けがビニールシートでカバーされていますが、パーソナルな飛沫ブロックが欲しいと感じる機会があるのではないでしょうか。

日常生活のなかで3密に気を付けていても、近距離での会話を完全に避けるのは難しいです。空気中のウイルス感染から目・鼻・口、顔を守るのに最適です。

また自身の飛沫対策にもなるので、対面時の相手への気遣い、安心感が得られます。ウイルス対策だけでなく、屋外作業での活躍も。例えば農作業時などの液薬、農薬塗料からの、目や身体への飛散からも守ってくれます。最先端の医療現場でも採用されています。


フェイスシールドの作り方

事前に用意するもの・材料
・前面の透明シールド部分はアクリルボードやOPPシート1mm厚などを長方形にカットしやすいように大きめを用意しましょう。
顔全体をしっかりとガードできるように事前に自分の頭周りを測っておくとよいと思います。
・スポンジ:台所用のソフトタイプでOK。

・ホッチキス、ハサミ

・ゴム紐(なければひもでOK)

最悪、何もない場合

ジップロック、ペットボトル、クリアファイルなど透明で目をおおえる大きさがあればOKです。あとは、くつひも、輪ゴムなどがあれば大丈夫。

作り方のポイント

ひもを通す穴が左右の端に2か所ずつ、合計4か所に空けることができれば装着可能になります。これがレベル1

スポンジをおでこが当たる部分にホッチキスで固定。これがレベル2

わくわくさんNHKの工作で謎のおもちゃを作るより簡単です。

保護したい範囲を広くとることで、 顔とシールドの間に空間ができて息苦しさや、曇りにくさを調整できます。小学生でも作ることが簡単な構造なので作業が捗ります。

フェイシールドは軽量なので、長時間の作業も負担になりません。ご家族の人数分があればなお安心です。額の部分は触りの良いスポンジ(3mm厚程度)、固定は幅広のゴムバンドが望ましいでしょう。

・接客業(飲食・陳列)
・カウンター業務(受付案内)
・農作業
・他、軽作業
・医療看護介護

フェイスシールドは、今や作業や生活の場面で幅広く活躍するアイテムですが装着率は高くないようです。

具体的にはプラスチック製の透明な顔全体を覆うもの。呼吸器防護具のN95マスクやサージカルマスクとともに医療現場などで使用され、患者が咳やくしゃみをした際に飛散するウイルスを含有する飛沫から医療従事者を保護する目的で既に普及しています。

なぜ結膜の保護が必要なのか、曝露リスクを考える

 米国やイタリアのデータでは、粘膜曝露(目の粘膜からの感染)の半数強は患者への直接接触によるもので、ほとんどは、医療従事者が適切な個人用防護具(PPE)を着用していれば防ぎ得たものであったとの報告があります。もっとも多いのは眼(結膜)への曝露です。イタリアのSIROH-EPINet データでは、眼への曝露が報告された結膜曝露のうち85%のケースが眼の防護具を着用していませんでした。これらの事例の40%近くは、血液または他の体液の飛沫接触があり(外科手術、分娩、救急治療、心配蘇生、剖検)、防止可能でしたが、このうち2例は報告された結膜曝露後にHIV職業感染が確認されました。
 日本でも、2002年大阪府の病院でHCV感染乳がん患者の手術で助手を務めた際、患者血液の飛沫が眼に入った20代の女性外科医(曝露時は感染防止用のゴーグルは未着用)が、C型肝炎ウイルスに感染し、翌年出産した赤ちゃんへの母子感染もウイルスの遺伝子型が手術患者のものと一致して、確認されたことがわかったという事例があります。
正しい着脱について
 まず第一に、個人用のメガネやコンタクトレンズは防護具とはなりません。 特に個人用メガネは顔面に密着しているものではないため、形状によっては顔面との隙間から血液・体液の飛散を浴びることになりかねません。
装着時のポイント
着用するときは、眼部(ゴーグル類)および顔面(フェイスシールド)を覆い、うまくフィットするように調整します。フレームやバンドの部分でゆるみのないように固定したうえで、フィット感を調整してください。
 
一般に防護具を脱ぐ順序は、手袋→ゴーグルやフェイスシールド→ガウン→マスク、です。眼の防護具に限らずPPE全般にいえることですが、PPEの適切な着脱を行い、汚染を広げて新たな感染伝播を起こすことのないよう注意します。
 
持ち運ぶ際はクルクルと丸められますので、必要な場面で取り出して利用できるでしょう。フェイスシールドというと使い捨てのイメージがありますが、アルコールでの表面拭き取りもOK

マスクと違ってフィルターの劣化を考えなくてよいので、新型コロナの不活性化時間(プラスチック表面は約72時間)に合わせてローテーションで使えそうです。

日立製作所のほか、京セラ、リコー、トヨタなど自動車メーカー各社

トヨタ:4月27日より月産4万個(約2000個/日)レベルでの生産を開始。さらに、今後月産約7万個(約3600個/日)レベルまで生産を拡大予定。また、各グループ会社も同様にフェイスシールドの生産に着手
・ホンダ:5月末までに、ものづくりセンター栃木、鈴鹿などの国内事業所にて生産し、医療現場への無償提供を実施予定
・日産:各事業所で保有する3Dプリンターを活用して医療用フェイスシールドを製造。4月よりテクニカルセンター、総合研究所、横浜工場にて、月約2500個のフェイスシールドを生産し、医療現場に提供
・三菱:岡崎製作所を中心に月約1500 枚を生産して岡崎市に寄贈したほか、パジェロ製造株式会社も岐阜県美濃加茂市内の病院に寄贈。また、水島製作所が立地する岡山県内などでも寄贈を計画
マツダ:簡易版医療用フェイスシールドの生産・供給を準備中