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365日、ディズニーランドの非日常を体験でき、ディズニーの住人になれる

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いまこういうの流行ってるん?

「日本人なら生きられた」の意味がわからない。 日本人でも保険未加入なら10割負担。 そもそも在留資格なしって不法滞在。 外国人なら犯罪者でもお助けするなんてそりゃ日本に来たがるよね。 カミラ・カベノも日本人には厳しいのにね。

今回は、ディズニーの家に住みたいと思ったことがある人なら、その夢が現実になるかもしれない、365日、ディズニーランドの非日常を体験でき、ディズニーの住人になれる「Storyliving by Disney」というプロジェクトを紹介し、このような考えのプロジェクトが日本でも参考になるのか考えたいと思います。

 

2022年2月、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニーリゾートでの経験を再現することを目的とした住宅地開発のための新事業「Storyliving by Disney」を立ち上げると発表しました。
 ディズニーによると、この新しいコミュニティは、"個性的なデザインの空間、ユニークなアメニティ、世界的に有名なサービス "を特徴とするとのことです。
 最初のコミュニティは、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュに開発されることが決まっており、全米各地での追加開発が検討されています。
 このマスタープラン・コミュニティは、「ディズニーの特徴である細部へのこだわり、ユニークなアメニティ、特別なタッチを楽しみながら、居住者が新しい友情を育み、自分の興味を追求し、人生の次のエキサイティングな章を書くきっかけを与える」ことを目的としていると、ディズニーは述べています。

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 ランチョ・ミラージュの最初の拠点は、かつてこの地に家を持ち、家族と余暇を過ごしていた「ウォルト・ディズニー」本人にちなんで、「Storyliving by Disneyコミュニティ」である「Cotino」と呼ばれる予定ということです。
 広さは24エーカー(約9万7000㎡、東京ドーム2つ程度)で、住宅数は約2000戸を計画しており、2023年に販売を開始し、翌年には最初の入居が開始される予定とのことです。
 住宅購入者は、ヴィラ、集合住宅、コンドミニアムから選んで購入することができ、55歳以上の人向けの特徴ある地区も用意されています。
 尚、賃貸住宅の販売は予定していないとのことです。


 ショッピングセンターやレストラン、ビーチコミュニティ、ビジター用のエリアなども用意されるそうで、デベロッパーはディズニーのテーマパークやクルーズラインと同じ部署が担当する予定です。
 また居住者は、ウォーターフロントのクラブハウス、クラブ専用のビーチエリア、レクリエーションウォーターアクティビティを利用できるクラブメンバーシップに加入することができ、追加料金でディズニーの様々な体験やエンターテインメント、ライブパフォーマンス、慈善活動、健康イベント、料理教室など、年間を通じてディズニーの番組やエンターテインメント、アクティビティに参加することができるようになります。

 尚、コミュニティ内の各施設は、ディズニー・キャストによって運営される予定とのことです。

2.コンセプトデザイン

(出典:Disney Parks youtubeより)

 ディズニーは発表にて、地域社会のインスピレーションとなる4つの住宅デザインコンセプトも発表しました。
 アリゾナ州スコッツデールに本社を置くDMB Development社と建築設計事務所のWHA社が、ディズニー・テーマパークの設計・開発やアトラクションの企画・クオリティー管理などを担当する会社「ウォルト・ディズニーイマジニアリング」社の意見と創造的洞察を得て、共同でデザインしたものとなります。
 コンセプトレンダリングは、最終的なデザインとして実際の住宅を想定したものではないということですが、同社の方向性を表しているということです。
 このレンダリングは、「Cotino」 コミュニティで建設業者が提供する住宅やデザインの種類をイメージさせるものであり、そこには4つのモダンな外観の住居が描かれており、それぞれ異なるスタイルとレイアウトで、さまざまなデザインが施されています。

 このレンダリングでは、人通りの多い屋内外の空間、ショップ、ビーチフロントエリアなどのアメニティが使用されている様子が描かれており、おとぎ話のようなタッチのヴィラ、コンドミニアム、集合住宅のほか、食べ物、ショッピング、エンターテイメントの「壮大なオアシス」や「澄んだターコイズブルーの海」のラグーンがあります。

 「22世紀に入る準備をしている間、どこにいてもディズニーの魔法を人々に届ける新しいエキサイティングな方法を開発し、ストーリーテリングをストーリーリビングに拡大しています」とジョシュダマロ会長は述べています。

(出典:DAPS MAGIC youtubeより)

3.EPCOT

(出典:The Original EPCOT youtubeより)

 ディズニーのビジョンをライフスタイルにしたいと思っている人々の「コミュニティ」のアイデアは、ウォルト・ディズニーの時代にまでさかのぼります。
 映画人だったウォルト・ディズニーは、一度作り出したら新たに手を加えられない、映画というメディアの特性を根本的に変えることを思い付きます。
 現実世界をステージとし、そこに役者であるキャストを配置、リアルタイムに作劇してゲストを迎え入れる場所を作ろうという試みです。
 それが1955年7月にオープンした、カリフォルニア州アナハイムに存在する「ディズニーランド」です。これらはのちにテーマパークと呼ばれるようになりました。
 ウォルト・ディズニーにとって、テーマパークは映画の延長線上にあるのです。
 
 そしてウォルト・ディズニーは1966年、ディズニーランドに存在するエリア、トゥモローランドの延長線上にある「未来都市」を、現実に作り出してしまおうという、途方もない計画を思いつきました。
 未来都市の中心にはビジネスエリアを配置し、そこから放射状に「ピープルムーバー」と呼ばれる、排気ガスの出ない新交通システムが伸び、都市の外郭には公園や住宅施設があるといった、公害もなく、効率的な空間を考えていました。
 住民は、生活に必要なもの(住宅、ショッピング、エンターテインメントなど)と最新の技術革新のゲートコミュニティに住むことになる構想です。
 「それは決して完成されない明日のコミュニティになり、常に新しい材料と新しいシステムを展示、テストし、検証することになるでしょう。」とウォルト・ディズニーは当時 語りました。

 この計画をウォルト・ディズニーは「EPCOT*」と名付けました。
 *EPCOT:「Experimental Prototype Community Of Tomorrow」の略で、「実験的未来都市の原型」と訳されています。

 このコンセプトでは、米国産業界の技術をヒントに、公害のないクリーンな都市をゼロから造り直すことを念頭にしており、自動車は地下を通り抜け、都市間の移動は電気で動くモノレール、そして都市内の移動では小回りの利く小さなゴンドラを連結したピープルムーバーを考案、職住一体の都市作りを考えていたようです。

 しかし、このコンセプトは、66年12月にウォルト・ディズニーが亡くなったあと、1971年に「ウォルトディズニーワールド」がオープンするための出発点としては機能しましたが、実現することはありませんでした。

 その後の1996年、同社はオーランドから20マイル離れた場所にある「Celebration town」を開発しました。
 現在、7,000人のコミュニティの家がありますが、家は個人所有であり、ディズニーとは無関係ですが、同様のコンセプトの「Golden Oak」というラグジュアリーなコミュニティは今でも所有しています。

4.最後に

(出典:Disney Parks youtubeより)

 「Storyliving by Disney」のコミュニティの中心は、ディズニーのビジョンである活気ある環境と魔法のような可能性にかかっています。
 想像力とインスピレーションは、爽快で若返る環境と活動を提供するために、すべての細部に慎重に注入されており、このコミュニティは、ディズニーがその自然の美しさと豊かな色彩から「生きた絵画」と呼んだ、周囲のパームスプリングスの風景に設定されています。

 高齢者向け住宅の分野で成長を計画しているエンターテインメント企業は、ディズニーだけではありません。
 「Minto Communities」(アメリカの不動産会社)は、「Latitude Margaritaville」ブランドを、このタイプの商品に対する旺盛な需要を背景に、テキサス州などの南東部で展開しています。

 多くの不動産開発業者、投資家、経営者がベビーブーマーという巨大な人口層を追い求め、高齢者向け住宅市場の競争が激化し、混沌としている中で、この「Storyliving by Disney」計画は実現しました。

 さらに、複合施設での世代間交流など、「Storyliving by Disney」のコンセプトの多くの側面は、シニアライフの幅広いトレンドを反映しています。

 住宅の価格などは、まだ未発表で、非常に高いものと想像されますが、このような世代を超えて生活を楽しめるような考え方の街づくりは、高齢化が進む日本でも参考になるのではないかと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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