世界経済の拡大が続く【2018年】投資環境における考察。草コインの萌出で広がりを見せる仮想通貨市場
「仮想通貨」って英語で何て言うか分かりますか?「ヴァーチャル・カレンシー」とか「クリプト・カレンシー」とか呼ばれていますよね、なんでわざわざカレンシーってつけて呼ぶのだと思いますか?これは、実現可能性つまりはそうなってほしいことを、もうすでに達成してしまったかのように扱うことで達成に導く心理学的な作用を狙ったものに違いない、と僕は考えています。
実際はどうであるにせよ、金融取引の変化はもうすぐそこまでやってきています。
しかし仮想通貨市場ばかりを見ていると株式やその他のことがおろそかになってしまうので今日は投資環境全体における市場のリスクについて、じっくり考えてみたいと思います。
それでは早速ですが、金融業界に伝わる有名な言葉をご紹介します。「強気相場は絶望の中で生まれ、懐疑とともに育ち、
ウォール街に伝わる格言です、いま我々がどの位置で投資を行っているかを教えてくれますので、心が冷静な時に思い返してみてください。仮想通貨市場は過熱しているのでしょうか、それともすでに着陸態勢を取り始めているのか、こればかりは全く分かりませんが大量のお金が流れ込んできたことは容易にわかるのではないでしょうか?
最近の調査によるとFXの取引量がトータル1000兆円ほど減っているようです。すべての通貨ペアが減少に転じている背景にはビットコインを始めとする仮想通貨市場への資金流入が挙げられます。FX取引自体の市場が成熟しきっていてボラリティ(価格変動幅)が低くなり旨味が減ったために、市場が伸び切っていない仮想通貨市場、それも価格変動幅の大きい草コインへの資金流入が止まりません。
今後FX市場はレバレッジの規制が進めば間違いなくさらに取引高は減少します。
この減った取引高はどこの仮想通貨取引所に流れたのか!皆さんは見当がついていますでしょうか?仮想通貨トレードの四割が日本人、この言葉でピンときました、つい最近世界最大の取引高を達成した取引所が、ありましたよね。
株式市場は年末が山場です、とくに今年の初日(つまり1月4日の日経平均)の価格相場がどうなるかは非常に大切なポイントです。ここで今の価格を大きく下げこめば、投げ売りが出て一気に市場の価格変動幅がマイナスに下振れすれば、日に日に下げて行き場を失った金が仮想通貨市場になだれこむでしょう。
さらに成長著しいインドを筆頭に中国、アジアの地域での投資需要も今後も伸びていくと予想できます。