ボカロPとしての名義はハチ

We are BellinCat.jp イカしたamiibo

「謝る」という選択肢がないと、人はどこまで醜くなるのか  Ado

母と某夢の国行ったら冤罪で謝罪させられて悔しい

そもそもおかしい人に絡まれたのが原因だけど、最終的に母を過呼吸まで追い込んだ対応にも悔しくて正直もうあんなとこ行きたくない。

発端はあるアトラクションに乗る時のことだった。

乗り場に向かって歩いているとき、後ろで転んだ人がいた。母と私は普通に驚いたし、母は大丈夫ですか?!と声をかけた。

そのあと乗り場で並んでいたら、突然母と私は背中を強く叩かれた。

振り向くとすごい剣幕のおばさん2人がいて、「この人たちです!!!」と大声で叫んだ。

するとキャストが出てきて、そのおばさんたちが私たちがぶつかったせいで連れの若い人が転んだと言っていると伝えてきた。

私たちはそのままアトラクション横の空きスペースに連れて行かれた。

目の前のおばさん2人はものすごい剣幕で「私は見た!この人(母)が足を踏んできてぶつかった!謝れば許してやる!」みたいなことを捲し立てるけれど、母も私もまったく身に覚えがない。

連れの若い人には怪我はなく、ぶつかった人は見ていないと言いつつおばさん2人の剣幕に少し震えていた。

おばさんたちは謝るまで許さないと言いつつ、キャストの人にもうすぐレストランの予約があると伝え、レストランの時間を伸ばしてもらっていた。無実の人を何が何でも謝らせたいんですね…

そこで一旦それぞれにキャストが付いて引き離された。ふと見ると母も震えて少し泣いていた。

やったやらない論になるのでつらつら書かないが、母はかなり小柄なのではぐれないように私の後ろにぴったりくっついていたので、もしぶつかるなら前にいた上に身長も母よりは高い私の方が可能性は高い。なのに母がぶつかったと責め立ててきたことに納得がいかない。

ずっと寄り添って対応してくれたキャストの方はいい方だったけれど、そこからのいわゆる「会社としての対応」は正直地獄だった。

震える母の弁明をずっと聞いてくれたキャストの人は悪くない。判断権ないだろうし。

端折って書くと、直接謝ることは無いと思うと最初に言っていたのとは裏腹に、責任者っぽいおじさんとキャストが4人くらいぞろぞろ出てきた。そして「身に覚えがなくてもぶつかってる可能性はあるから謝って済むなら謝るのがいい、相手は直接の謝罪を要望しているから」ということをそれとなく「勧められた」。

今思い返すとリスク回避のために勧めるというニュアンスにうまく留めていたけれど、正直4人くらい出てきて言われたら断れないよ…

キャストに囲まれた上に、時間も閉園まで近いしあと少し乗り物に乗って帰りたいなあとそれまで思っていた私たちは精神的に追い詰められてしまって、もう冤罪でも謝ってこの地獄から解放されたいと思いで謝ると伝えた。

こんな胸糞話読む人いるかわからないけど、ここで伝えたいのは、やってなかったら私たちみたいに謝らない方がいいと思う。痴漢冤罪とかと一緒で。正直この後の方がもっと地獄だったので。

で、おばさんたちとご対面。もう軽く手が震えた。

後ろにはキャストとか責任者のおっさん(「直接」謝ることを勧めてきたからなんか今になってむかついてきた)とかなんか私服警備員っぽい人たちがいた。

母と「ぶつかって申し訳ありませんでした」と謝ったらおばさん1が「は???何で申し訳ありませんでした???声が小さくて聞こえないんですけど????」と大声ブチギレをかました。

え…謝ったら許すんじゃないの…てかやってないけど。

おばさん2人はさらに「どうやってぶつかったか説明しろ、じゃないと他の人にも同じことをまたするだろ、お前たちは早く乗りたいから娘?を押し退けていっただろ、お前たちのせいで旦那は帰ってしまった、レストランの時間もずらすことになった」とつぎつぎに捲し立てた。

けど、ぶつかってないから説明できないよ…

bit-traders.hateblo.jp

あと旦那帰ったのは…当人同士の絆の問題では…

てか謝ったら許すんじゃ…やってないけど…

裁判とかで当事者同士が会わないようにするのって、こういう謝ったら許す詐欺のためなんだあ。ためになったねえ。でも直接謝ることを勧めてきた人たち、想像つかないかな?

他にもおばさん2人に罵詈雑言言われまくった。思い出すと本当によからぬ感情が湧くから全部書かないけど。右でも左でもないサイレント・マジョリティの中には声が大きい人がいないので、SNSに大きな共感が発生しているのだと思う 抑圧された社会では歯に衣着せぬ代弁者が支持される 良くも悪くも今の時代を象徴

あまりの剣幕に動転した母は、泣きながら「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいもう二度と来ませんごめんなさいごめんなさい」と繰り返し、「土下座」をして謝ってしまった。そしてそのまま過呼吸と貧血で倒れた。

ぶつかられた若い人はこっちと同じくらい泣きながら「もういいですもういいです」と繰り返していた。おばさん2人はずっと捲し立ててたけど。

あーーーーーなるべく冷静に書こうと思ったけどむかついて涙出てきた。

こんなこと言ってもしょうがないからキャストにも誰にも言わなかったけど、母は呼吸器も含む持病がめちゃくちゃあるんだが。

やってないのに謝るのもめちゃくちゃむかついたけど、それ以上に母をこんな目に遭わせた時点でこっちの方がお前らに謝罪を要求したいよ…

倒れた母を必死で救護したから、そのあとその人たちがいついなくなったのかすらわからない。

ねえ、何もしてない人をこんなに追い詰めてどんな気持ち?そのあとに食べる食事はおいしい?

少し動けるようになった母をキャストと車椅子で運んだ。

母にこれ以上嫌な思いをして欲しくないから耐えたけど、怒りで涙が溢れそうだったし、腹の底が感じたことのない熱さを持っていて、ああこれがはらわたが煮え繰り返るなんだ。本当にこんな熱くなるんだなあと頭の片隅で妙に冷静なことを考えていた。

ここまでで1時間半くらいだろうか。

その後は乗り物に優先して乗車させてくれたし、母を救護してくれて、この後あの人たちと偶然会わないか怖いと震えながら繰り返す母の話を聞いてくれたキャストもいい人だったと思う。

ただ、責任者に対して、会社としての「疑わしきは謝罪すべき(しかも当事者同士で直接対面で)」って判断はどうなのと伝えたかった。

そのあと家に帰るまで本当に最悪の感情に包まれていた。

こんな話ここに書いたら、とかいいつつ母親がぶつかったのをしらばっくれてんだろとか言われそうだけど、吐き出さないと辛かったから書いた。

気持ちが落ち着いたら消す。

おかしい人たちのせいではあるけど、なんにせよ私はもうあんなとこ行きたくない。

追記:

読んでくれてありがとう。もうぼかす意味ないかな、さっきディズニーの問い合わせフォームから苦情送りました。こわくて涙止まらんけど。