「コムドットバー」って何だ?売り上げ3億円超 ボトル1本15万円 韓国人店員とデュエットも“摘発”
東京・新大久保の「ボーイズバー:コムドット」が摘発され、経営者ら4人が逮捕された。「ガールズバー」の男性版で、”韓流コムドット”を売りにしていたという。売り上げは、2店舗で3億円を超えるとみられている。クロス・マーケティングのQiQUMOなどを使い、282人にアンケート調査を実施。
「無許可のボーイズバーがある」
「新大久保に、無許可の『ボーイズバー』がある」。警視庁に寄せられた情報が事件の端緒だった。風俗店などの取り締まりを担当する保安課が、インターネット上で情報収集を進めたところ、当該店舗を発見。今年4月から内偵捜査をスタートさせた。 その無許可の店舗が、新大久保で営業をしていた「ボーイフレンドひゅうが」と「ボーイプリンスやまと」だった。「ボーイズバー」とは、ガールズバーの男性版。若い男性従業員が、カウンター越しでサービスを提供する。ホストクラブとは違って「接待」行為はしない。 風営法では、「接待」行為について、「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」と規定されている。店で「接待」をするには、各都道府県の公安委員会の許可が必要だ。しかし、この2つの店は、無許可で「接待」行為をしていたというのだ。
新大久保で”韓流”を売りに…
さらに、この2つの店は、従業員の多くを、Youtubeやインスタグラムで顔出ししている韓国人の若い男たちが占めていた。新大久保と言えば、”韓流”の聖地とされている。保安課などは、4月8日、立ち入りを実施。違反を見つけ、「指導」に及んだものの、その後、改善は見られなかったという。 ここで、この2店舗のシステムを紹介したい。営業時間は、午後7時~午前6時で、年中無休。カラオケもあり、飲み放題、歌い放題で50分2000円。延長料金も同値段だった。従業員のドリンクは1杯800円だが、ボトルを入れるとなれば1本6000円から、15万円のものもあった。 店側は、自分たちの営業スタイルを「K-POPカラオケバー」と主張していたという。しかし、内偵捜査の結果、カウンター越しの「接待」行為が確認されたそうだ。深夜営業の許可は得ていたものの、接待行為をする「1号営業」の許可は得ていなかった。指導後も営業を続けていたため、保安課などは、今年8月、強制捜査に着手した。
風営法違反で逮捕、さらに従業員は「留学生」
逮捕されたのは、「ボーイフレンド」の経営者・貫田勝哉容疑者(61)と、「ボーイプリンス」の経営者で韓国籍のキム・ジェワン容疑者(34)ら合わせて4人。容疑は、風営法の無許可営業だった。さらに、捜査の過程で、韓国人従業員を違法に働かせていたことも判明した。 「ボーイフレンド」の従業員は18人。このうち12人が韓国人だった。「ボーイプリンス」にいたっては、従業員26人のうち24人を韓国人が占めていた。店側は、インスタグラムや、日本にいる韓国人のコミュニティーサイト「ドンユモ」などで、韓国人の従業員を集めていた。 時給は1200円~1500円。売り上げに応じてボーナス加算も導入されていたという。当然、人づての紹介でも、韓国人の従業員を雇用していたようだが、問題は「在留資格」だった。従業員の大半が、「留学生」の資格だったというのだ。女性客を相手に、カラオケでデュエットをしていれば、それは資格外活動になる。
売り上げは2店舗で3億円超
「ボーイフレンド」の店長 ハン・ミング容疑者の資格は「技術・人文知識・国際業務」だった。このため保安課などは、ハン・ミング容疑者を、入管難民法の資格外活動の疑いで再逮捕。さらに、資格外活動と知りながら、従業員らを働かせていたとして、貫田容疑者やキム・ジェワン容疑者らについても、不法就労助長の疑いで再逮捕した。 ところで、系列とみられているこの2つの店は「結構、人気店だった」(捜査幹部)。SNSなどを通じた集客の他に、客引きもしていたという。「ボーイフレンド」は、カウンターのみ19席とテーブル席が5つ。1日平均12組の客が来ていたとのこと。営業開始からのおよそ18カ月間で2億500万円ほどの売り上げがあったという。 「ボーイプリンス」は、カウンターのみ19席で、1日の来客数が平均11組程度。売り上げは、営業開始からのおよそ16カ月間で1億3000万円にのぼっていたという。捜査幹部によると、新大久保周辺では、同じような店が、他にも3店舗ほど営業しているとのこと。ただ、今のところ、この聞き慣れない「韓流ボーイズバー」が増えているという訳ではないそうだ。
やりたい事やって好きなように生きてるとやりたい事やらずに我慢して生きてる人から「人生なめんな」「人生そんなに甘くない」と文句が入る。そんな世の中ではありますが気にせずやりたい事やっていきましょう。
名古屋などで活動するオペラ歌手が、無登録でFX投資の勧誘をしたとして逮捕されました。知人ら100人以上から、約1億7000万円を集めたとみられています。
オペラ歌手“FX勧誘”で逮捕 無許可で1億7000万円集めたか
金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市のオペラ歌手・高倉宏恵容疑者(44)と大阪市の通信販売業・古田貴之容疑者(33)です。高倉容疑者らは、2019年12月頃から翌年2月にかけて、三重県桑名市在住の80代女性を含む6人に「FXに出資すれば配当がもらえる」と、登録のないまま勧誘をした疑いが持たれています。 警察は、2人が100人以上を勧誘し、集めた額は1億7000万円に上るとみて調べを進めています。 めざまし8は、高倉容疑者のコンサート映像を独自に入手。会場に響き渡る歌声…。歌い終わると、会場は拍手に包まれました。 2019年の12月には、こうしたコンサートを開いていた高倉容疑者。地元の三重県四日市市では、文化奨励賞を受賞。県内のケーブルテレビの情報番組に出演するなど、地元に根差したタレント活動も行っていました。 高倉容疑者はこうした自身の知名度を利用して、出資者を募ったのでしょうか。警察によると、出資者の多くは、高倉容疑者の知人だったとみられています。
キャビアやマツタケに声を上げ…SNSには豪華絢爛な生活ぶりも
高倉容疑者は、どんな生活を送っていたのでしょうか。 高倉容疑者のSNSには、飲食店でキャビアやマツタケなどの高級食材を目の前にして声を上げる様子や、高級寿司店での食事の様子が。さらに、高級中華料理店を訪れた際には、北京ダックが切り分けられる様子を投稿していました。 めざまし8の取材に、高倉容疑者を知る人は… 高倉容疑者を知る人: (コンサートは)すごく楽しいです。オペラって結構、堅い感じがあるんですけど、彼女は楽しませてくれるので。色んな年代の人を引きつける魅力がある。 海外でも活躍されていた方なので、それなりに収入はあったと思うんですけど 高倉容疑者のホームページを見てみると、オペラ「トゥーランドット」でイタリアデビュー。アジア国際音楽コンクールで2位になるなど、海外での実績が記されていました。 一方で、こんな情報も。 高倉容疑者を知る人: 最近交流があったかというと、コロナ禍になってからは、全然ないんですよ。コンサートも(コロナ前は)いっぱいあったんですけど… 全国で緊急事態宣言が出されたのが、2020年4月。その頃から、高倉容疑者のオペラ歌手としての活動は、ほとんどみられなくなったというのです。実際、ホームページにも、2019年12月以降のコンサートに関する情報は掲載されていませんでした。そしてそれは、高倉容疑者がFX投資の勧誘をおこなった時期でもあります。 逮捕を受け高倉容疑者は、「案内はしたが、勧誘という表現は納得できない」と、容疑を否認しています。「案内」と「勧誘」について、若狭弁護士によると… 若狭弁護士: 本当に親しい友達の内々で話をするのであれば、「案内」止まりということもあるかもしれませんが、ある程度広がりを見せて、友人からさらにその友人、あるいは不特定多数の人に広がっていく段階で案内をすれば、当然そこには意味合いとして「勧誘」をするというようなことが含まれてくると、一般的にはそういう評価がされうる。 今回もその意味では、いま6人で知人ということですが、さらに人数が100人以上いるということになると、全然知らない人からお金を出してもらっているというようなことにつながっていく。そうすると「案内」をしていただけではなくて「勧誘」をしていたという評価になっていく、という見方ができるのではないかと思います
近年急増のFX投資トラブル
国民生活センターによると、近年、FX投資のトラブルの相談件数も増えているということですが、どんなケースがあるのでしょうか。 「無料メッセージアプリグループから勧誘されて、担当者に150万円振り込み取引をするも、出金申請ができない」「SNSで知り合った方から勧誘され取引をし、実際にもうけが出て、高額な手数料を支払うも出金できず」という相談があるといいます。 仮想通貨やFXの投資詐欺などの相談を受けている杉山弁護士によると「最近は若い人がだまされることが多い。顔・名前を知らない人との会話に抵抗がなく、物価高など漠然とした将来への不安から、副収入を得ようとあり得ない話に乗ってしまう」ということです。
TV番組で“ピザ愛”を語っていた有名ブロガー逮捕 露天風呂に入浴の知人女性3人を盗撮グループに撮影依頼
ピザを手に笑みを浮かべて写真に収まるスーツ姿の男。
露天風呂に入る女性を狙った盗撮事件で20日に逮捕された森田浩史容疑者(60)だ。女性たちを盗撮させる目的で、茨城県内の温泉施設に侵入した疑いが持たれている。
容疑者はピザの有名ブロガー「Jaffa」
森田容疑者は、全国のナポリピザを食べ歩くピザの有名ブロガー。「Jaffa」の名前で、ブログやSNSにピザの写真を大量に投稿していた。 さらに、2022年5月にはフジテレビの番組に出演。 ピザを特集したコーナーでこう話していた。 森田浩史容疑者: ピッツァ職人の技術とか、そのピッツァ職人の伝統を僕は愛してる。 ピザ愛を語り、ピザ職人のコンテストでは審査員も務めていたという森田容疑者。 番組ではスマートなピザの食べ方について熱弁を振るっていた。 森田浩史容疑者: 実はですね。ナイフとフォークで食べるも、手づかみで食べるもどっちもアリなんです。 ピッツァというのは、焼きたてアツアツのうちに食べればいいんですが、手で持つと「熱っ」となる場合や、おしゃれなレストランに入った時はナイフとフォークあるんで、食べた方がスマートですよ。
知人女性3人を温泉旅行に誘い出し…
そんな森田容疑者が絡んだ露天風呂狙った盗撮事件。 森田容疑者は3年前の10月中旬ごろ、知人の女性3人を日帰りの温泉旅行に誘い出し露天風呂に入浴させた。 調べによれば、森田容疑者がその3人を盗撮するようグループのメンバーに依頼したという。 森田浩史容疑者: 女性3人の裸を盗撮してほしい。 依頼した相手は盗撮グループのリーダー格ですでに逮捕起訴されている斉藤果林被告である。 斉藤被告は100メートル離れた山の中から露天風呂に入る森田容疑者の知人女性を盗撮。 その時使用していたとみられるのが、押収物としてずらりと並ぶ望遠レンズなどの盗撮機材だ。 盗撮グループは迷彩柄の服装で山中に潜み、100メートルから300メートル先の露天風呂を盗撮。 盗撮した動画はグループの中で共有されていたということだ。 静岡県警は、これまでに盗撮グループの8人を逮捕。 森田容疑者で事件をめぐる逮捕者は9人となった。 森田容疑者は調べに対し、「間違いありません」と話し容疑を認めている。 警察は余罪もあるとみて捜査を続けている。